●死んだ後は、どこに行くのか?

 

 この話しは、冒頭ページに述べた通り、私個人の思いつきで書いているものではありません。

 

(繰り返しになりますが、お釈迦様の叡智が多くあるタイ王国には、断片的には死んだ後の世界について沢山あります。 その中でも、日本では知られていない叡智に基づいてお話をしていきます。 真理に基づいた話です。 )

 

ここでは、普通の人が寿命が尽きて死んだ後のお話を中心にして行きます。

 

結論を先にお伝えします。

先ず今の普通の日本人が死ぬと、 誰もが例外なく地獄へ行く必要があります。 残念ながら夢のような天国は、一般的な人間のレベルで行ける行く場所ではありません。

 

特に犯罪を犯した訳でも、不貞をした訳でも無いのに、普通の人間は地獄行きなのですか?

普通の人は、地獄に行かなくてすむ、と思っていました。

 日本人なら、変だな? と誰もが首をかしげる事だとと思います。

 

この話しを聞いただけでも、 日本人の人達は、エッ、死んだおじいちゃんやおばあちゃんが待っていてくれる穏やかな静かな世界に行けるのではないですか? 

 

普通の人は犯罪を犯さない限り極楽浄土、天国へ行くと思っていました。

 と驚かれます。もちろん、そういう私もこの話しを聞かされるまで、そういう一人でした。 

 

残念ながら、やはり世界中に名の知れたインドの偉大な聖者であろうが、死んだら地獄行きなのです。  ( もちろん、徳分を莫大に作った人は別でしょうが。)

 普通の人間程度のレベルでしたら、誰もが地獄に行かされます。

 

実際の地獄には、 日本では知られていませんが、タウェースワンというお釈迦様と深い関係性をもつヤックの一番偉い方が全てを統括しています。(ヤックとは日本で言うところの鬼神のような存在です。また日本では地獄といえば、閻魔大王が最初に思い浮かぶ事と思われますが、お釈迦様の教えがしっかり根付いているタイでは、地獄といえばタウエ―スワンとなるようです。)

 

死んだ後は、 タウェースワンの御加護により、地獄に収監されます。 そして、ヤマーラージャ、いわゆる閻魔大王の裁きがあります。 それぞれの死んだ人が、どのレベルの地獄にあっているのかの沙汰があり、その場所に強制的に入れられます。 いわゆる強制収監です。

 

 その地獄という場所で、先ずは死んでからしなくてはいけない、悪いカルマ(いわゆる日本でいう悪い業)解消を命じられます。 

 

なぜなら、よほど特別な人で無い限り、 誰もが生きている間に悪いカルマも積んでしまうからです。

 

 (結果は、皆誰もほとんどの人が地獄へ行くそうです。 日本では特に地獄と言うと、悪人だけが行く場所という思いが強いと思われます。  いっそ地獄という名前から変更して【カルマ解消特区】と呼んだ方が良いかとも思えるくらいです。 (とはいえ、地獄で全ての悪いカルマを解消してもらえる訳ではないため、今世にも良いカルマ(徳分)と悪いカルマを持って、生まれて来るそうです。)

 

 ともあれ死んだ後に、自分の悪いカルマをある程度そこで解消する方法の一つして地獄がある訳なのです。 そういう意味では、地獄自体の存在そのものが、神の恩恵といっても良いでしょう。 

 

 

  続きはコチラ: 死んだ後、やはり生まれ変わるのか?

 

(備考)

天国とは、人間レベル以上の大いなる存在がおられる場所であり、 人間が死んだ後、通常以上に大きな徳分がある場合、例えばテワダ-(神の使者)レベルの住む場所だそうです。

 何の心配も無く、皆誰もが平穏無事に過ごす事の出来る世界とは、神の使者であるテワダー達が住む世界、 それが天国であり、これこそが極楽浄土の世界です。 (実はこれも永遠の世界では無いのですが、その世界に住んでしまうと、永遠の世界にいる、自分は永久の存在だと錯覚を起こしてしまうようです。)

 

 言葉を置き換えて、天界という言葉にすると納得いく話しでしょうか。

 

 確かに神の使い、すなわち天女のレベルの世界であるならば、(神の世界がなんであるかを知らず)人間程度のレベルの魂が天界に行くことは許されるべきものでは無いことは、明白の理でもあります。  

 

 普通の人間以上に徳分がある事が、どうやらテワダーの世界に行く、要因の一つのようです。

しかし、徳分がある程度沢山あるからといっても、 それ以上に悪いカルマが沢山あれば、 罰として、地獄の変わりに、ピープレーやアスラガイの世界といった場所で生きなければいけない等、 死んだ後は、色々と行き先があるようです。(ピープレーやアスラガイの説明は割愛します。 ここでは、極力分かり易くするために、 地獄と天国だけに焦点を当ててお話を進めたいと思います。)

 

 

 Heaven is the place where ”เทวดา” Tewada、Angeles live .   Tewadaa is the upper level of human being, lower level of god level.   

 

After human's death, most likely ordinal person goes to the hell unless he or she is exceptional person.

Even the person is sincere, no stealing, no cheating,  it does not matter.  He or she needs to go to the hell after the death.   Because of the More Karma, less Bhun( merit ), the person has to be born as human being again. Therefore, torture and severe pains in the hell are the rite of passage in order to born as regular human.

 

京都西福寺所蔵 地獄絵図
京都西福寺所蔵 地獄絵図

 

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タウェースワンについて:

 

タイの人々にタウェースワンの存在をお聞きになれば、直ぐに答えてもらる程、日常に溶け込んだ有り難い存在です。  しかし日本ではタウェースワンの存在は日本では知られていません、とタイの方にお話すると、大切なタウエースワンの存在すら知られていない日本は危ないですね、と大抵の場合はこんな返答が返って来ます。 (この意味も、このHP全体を読まれた後は、おわかりになって行く事でしょう。)

 

  続きはコチラ: 死んだ後、やはり生まれ変わるのか?